エレキギター

【2023年】ヤマハアコギ(エレアコ)の種類とは?初心者におすすめのモデルも紹介

2024年1月10日

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  • ヤマハのアコギがほしい
  • でも種類が多すぎて選べない
  • どんな種類があるか知りたい

本記事を読むことで、こんな悩みを解決できます。

1966年に初めて製造されて以来、およそ50年と長い歴史をほこるヤマハのアコギには、

  • 定番モデル
  • エフェクター内蔵アコギ
  • インテリア性抜群のギター

などさまざまな種類があります。

具体的には、現在ラインナップされているシリーズだけでもつぎの7種類です。

ヤマハアコギ(エレアコ)の7つの種類

  1. FG/FSシリーズ
  2. APX/CPXシリーズ
  3. STORIAシリーズ
  4. SLGシリーズ
  5. Lシリーズ
  6. TAシリーズ
  7. CSFシリーズ

たしかにこれだけの種類があったら、ギター初心者さんはなにを基準に選べばいいのかわかりませんよね。

そこで今回は、ギター歴5年の筆者がつぎの内容をお伝えします。

この記事の内容

  • ヤマハアコギの種類
  • 各シリーズの特徴について
  • 初心者さんにおすすめの種類

結論、ギター初心者さんにおすすめできるヤマハアコギは以下の3種類です。

商品名見た目値段(最安値)こんな人におすすめ

FGFSシリーズ

FG830

¥34,650~
(サウンドハウス)
くわしく見る
  • 弾き語りをしたい
  • 定番のアコギがほしい
  • どんな曲をやりたいかは決まっていない
APXシリーズ
(エレアコ)

APX600

¥38,140~
(Amazon)
くわしく見る
  • 安くて良いエレアコがほしい
  • 路上や配信で弾き語りライブをしたい
STORIAシリーズ
(エレアコ)

STORIA I

¥51,420~
(サウンドハウス)
くわしく見る
  • 自宅で気軽に弾けるアコギがほしい
  • 部屋に飾っても見た目がおしゃれなアコギがほしい

もっとくわしく知りたい、さまざまな種類から選びたい人は、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。

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「FG/FSシリーズ」は初心者さんにおすすめ

YAMAHA FG/FSシリーズ
引用:Amazon.co.jp
  • 安くて質がいいアコギがほしい
  • 初心者でも弾きやすいアコギがイイ
  • とりあえず定番のシリーズから選びたい

という人はFG/FSシリーズがおすすめ。

そのなかでも現行モデルのFG830/FS830は、

  • 3万円ほどと安い
  • クセの少ないサウンド
  • 日本人に合ったボディ設計で抱えやすい

などの特徴によって、ヤマハだけにとどまらずアコギ全体で見ても超定番品として人気です。

ヤマハが50年以上まえに初めて世に送り出したアコギこそ、このFGシリーズ(FG180)でした。

【FG180のリンクor画像】

ちなみに、FG180の発売当時の価格は18,000円。

「ええ、安っ!?」と思ったのは私だけではないでしょう。

しかしFG180を発売したのは1966年で、当時の18,000円は大卒初任給のおよそ半分の金額といわれています。

2023年現在の大卒初任給はだいたい23万円くらいなので、いまの価格だとFG180は11万円強といったところでしょうか。

なかなかギター初心者さんが手を出せる金額ではないですよね。

それを考えると、4分の1ほどの値段で買えるFG830/FS830はコスパ最強といえます。

とはいえ「ほかのブランドなら3万より安いアコギあるけど、そっちじゃダメなの?」と思った人もいるでしょう。

たしかに無名ブランドのアコギなら、Amaz〇nなどで1万円くらいで買えるものもあります。

ですが、こういった製品はだいたいが「安かろう悪かろう」なんです。

筆者もかつて初心者のころに、セピアクルーとかいう謎メーカーのアコギ(定価1万円ほど)を買ったことがあります。

これが本当にひどくて、

  • ネックが最初から反っている
  • 弦高が高すぎてコードがおさえられない
  • フレットの端がとがっていて弾くだけで手から出血する

という有り様でした。

予算をケチって安物ギターに手を出すくらいなら、ぜったいにヤマハのFG/FSシリーズを買いましょう。

「FG」と「FS」の違いは?

結論からいうと、FG/FSシリーズそれぞれのおもな違いは、

  • ボディの形状
  • 大きさ(ボディサイズ)

の3つです。

詳細はつぎの表をチェックしてみてください。

商品名見た目ボディの形状ボディの大きさこんな人におすすめ!
FGシリーズ
  • やや音量が大きめ
  • 低音がガツンと鳴る
  • くびれが小さく、全体的にふっくらとしている
  • 全体的に大きい
  • 小柄な人や女性には抱えにくいかも
  • 男性、手が大きめ
  • 弾き語りや伴奏用のアコギがほしい
FSシリーズ
  • やや音量は小さめ
  • 高音がキラキラとして繊細な音色
  • くびれが大きく、ややスリム
  • 座って弾くときに身体にフィットしやすい
  • 全体的に小ぶり
  • 小柄な人や女性でも抱えやすい 
  • 女性や小柄な人
  • 座奏しやすいアコギがほしい
  • 指弾き中心のプレイスタイルを目指す

ドレッドノートに近い、ボディが大きめでクビレが少ないタイプ
フォークタイプと呼ばれる、ボディがやや小さめでクビレが大きめのタイプ

「APX/CPXシリーズ」はライブをやりたい人向け

引用:Amazon.co.jp

  • 安くて高品質なエレアコがほしい
  • いつか路上やホールでライブをやりたい
  • 弾いてみた動画やライブ配信をしてみたい

という人は、「APX/CPXシリーズ」がピッタリ。

 

路上やホールでのライブで使用する(予定) なら、エレアコから選びましょう。

エレアコはアンプを通して大音量を出したり、コーラスやディレイなどのエフェクトを掛けて音色を変化させたりと、通常のアコギでは出来ないプレイが可能です。

ヤマハのラインナップでは、

これらが該当します。

この後解説する「STORIAシリーズ」は一応エレアコではあるものの、ライブでの使用を想定したコンセプトではありません。

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ヤマハ「APX」「CPX」の違いは?

ヤマハのエレアコシリーズである「APXシリーズ」「CPXシリーズ」はどちらも似たような見た目と名前ですが、大きな違いは以下の通り。

  • APXシリーズ …… エレアコに特化したシリーズ
  • CPXシリーズ …… アコギ本来の生音を兼ね備えたシリーズ
YAMAHA APXシリーズ
出典元 Amazon.co.jp

APXシリーズ」は、バンドでアコースティックサウンドを使いたい人やライブでの演奏に特化したい人におすすめです。

APXシリーズはエレアコらしい薄いボディに楕円形のサウンドホールが特徴です。

よりエレアコのサウンドを追求したボディ設計で、バンドで埋もれない中高域が強調された音が得られます。

YAMAHA CPXシリーズ
出典元 Amazon.co.jp

ライブ用にエレアコが欲しいけど、生音でも弾きたい

CPXシリーズ」は生音も大事にしたいという人におすすめ。

エレアコとしてのサウンドに特化した「APXシリーズ」に対して、CPXシリーズアコギ本来の生音を持ち合わせたエレアコです。

やや厚めのボディと大きなクビレでアコギ本来の生音を持ちながらエレアコ最大の敵であるハウリング対策をとった構造で、「エレアコとアコギのハイブリッド」のようなエレアコです。

また、ボディのクビレが大きいため座った姿勢で弾きやすいのも特徴で、座って弾く機会が多い人にもおすすめです。

「Aシリーズ」は全てがワンランク上

YAMAHA Aシリーズ
出典元 Amazon.co.jp

長く使える一生モノの高品質なエレアコが欲しい人は、「Aシリーズ」がおすすめ

Aシリーズ」はエレアコとしてのサウンド、アコギ本来の生音など全てが「APXシリーズ」「CPXシリーズ」よりワンランク上の性能を誇ります。

ボディの設計は定番の「FG / FSシリーズ」がベースで、扱いやすくクセが少ない仕様です。

また、マーチンのアコギでお馴染みの「シトカスプルース単板」をボディトップ材として使用、サイド/バック材は「マホガニー」「ローズウッド」の2種類から選べます。

おしゃれ、かわいいデザインなら「STORIAシリーズ」から選ぶ

YAMAHA STORIA I
出典元 Amazon.co.jp
YAMAHA STORIA II
出典元 Amazon.co.jp
YAMAHA STORIA III
出典元 Amazon.co.jp

上から順に「STORIA I」「STORIA II」「STORIA III

小ぶりでかわいいアコギが欲しい

インテリアとしてもおしゃれなデザインのアコギが欲しい

ひときわ目をひくオシャレなデザインの「STORIA (ストーリア) シリーズ」は、「ギターも見た目にこだわりたい」という人におすすめ。

STORIA(ストーリア)シリーズは「I~III」まで3種類のモデルがあります。それぞれの特徴は以下の通りです。

STORIA Iトップ材はスプルースで
オフホワイトのカラーがおしゃれで、
洋風な部屋の内装に合う。
STORIA IIトップ/バックはマホガニーで、
木目を全面に出した風合いが魅力。
和風、西欧風の内装などなんでも合う。
STORIA IIISTORIA II 同様にトップ/バックは
マホガニーだが、濃いめのブラウンカラーで
落ち着いた雰囲気。

音色のキャラクターや使用している木材など細かい違いはありますが、大きな違いは見た目だけですので、思い切って自分の好みやお部屋に合うものを選びましょう。

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新しい可能性を見出すならトランスアコースティックギターから選ぶ

トランスアコースティックギター
出典元 Amazon.co.jpより

トランスアコースティックギター」はアンプやエフェクターなどの機材を一切使用せず、ギターの生音にコーラスやリバーブなどのエフェクトをかけられる革新的なギターです。

ギター1本のみにも関わらず、まるでライブハウスで演奏しているかのような豊かな響きが得られます。

ラインナップも充実しています。詳細は以下の通りです。

FG/FS-TA定番のFG/FSシリーズをベースにした
トランスアコースティックギター
FGC/FSC-TA定番のFG/FSシリーズにカッタウェイを付けた
トランスアコースティックギター
LL/LS-TA上位シリーズのLL/LSシリーズをベースにした
トランスアコースティックギター
CSF-TAミニギターサイズの
トランスアコースティックギター
CG-TAナイロン弦を張ったクラシックギターの
トランスアコースティックギター

エフェクトを使ってひと味違うプレイをしたい、曲によって音に変化をつけたいけど、アンプやシールドを使いたくない、持ち運びたくない人におすすめです。

高い品質を求めるなら高級な「Lシリーズ」から選ぶ

YAMAHA Lシリーズ
出典元 Amazon.co.jp

高品質なヤマハのアコギが欲しい

高級感あふれるデザインのアコギが欲しい

ヤマハが長年培った伝統の技術を基に開発した「Lシリーズ」はそんな人におすすめ。

「Luxury(ラグジュアリー)」、“高級感”がコンセプトの「Lシリーズ」は初心者でも手が出しやすい入門モデルから完全受注生産の最高級モデルまで幅広く展開。

「L (ラグジュアリー) シリーズ」に名前負けしない高級感溢れる見た目の美しさ音の良さから、一流プロアーティストにも支持されています。

音や演奏性が変わる3種類のボディシェイプが展開されており、それぞれの特徴は以下の通りです。

ドレッドノートより大きめのヤマハオリジナルシェイプ。低音がやや強めで、コードストローク、弾き語りにおすすめ。
ギブソンのスーパージャンボのようなシェイプ。低音と高音のバランスが良く、コードストロークやアルペジオ、指弾きまでこなせる万能タイプ。
FSシリーズをベースにしたボディシェイプ。中高域が強めで、アルペジオや指弾きにおすすめ。

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気軽に本格的な演奏を楽しみたいならCSFシリーズ

YAMAHA CSFシリーズ
出典元 Amazon.co.jp

小さい子どもにアコギをプレゼントしたい

公園や旅行先など気軽に持ち出して弾けるアコギが欲しい

CSFシリーズ」はそんな人におすすめ。

CSFシリーズ」は抱えやすい小ぶりなボディに短めのネック (ショートスケール) で、家や公園など場所を選ばず、リラックスして弾けるのが特徴。

コンパクトサイズながら、ヤマハ独自の構造を持ったボディによってまるでフルサイズのアコギかのような豊かな音の響きが特徴。

お子様や女性はもちろん、指弾きやソロギターメインの人、小さめのアコギが好きな人にもおすすめです。

騒音に配慮するならサイレントギターから選ぶ

壁に立て掛けたYAMAHAサイレントギター
出典元 Amazon.co.jp

アパートやマンションだと騒音にならないか心配で、アコギが弾けない

仕事や部活、塾などで帰りが遅いから、夜しかアコギが弾けない

サイレントギター」はそんな人におすすめ。

建物がひしめく都会や住宅街、アパートやマンションなどの集合住宅に住んでいる人であれば、騒音問題が気になるところ

ヤマハのサイレントギターはボディ部分が枠組みのみで、生音を最小限に抑えた構造を持っており、基本的にはヘッドホンを接続して音を出します

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レスポール愛好家

レスポールを愛する現役三十路バンドマン。 ブログでは今後、エレキギター初心者さんに向けてレスポールの魅力を発信したり、機材のレビューをしたりする予定です。 最近のお気に入りは、EpiphoneとPLAYTECHのレスポール。

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