- ヘッドホンってギターの練習に必要なのかな?
- ギター練習におすすめのヘッドホンを知りたい
- ギター用ヘッドホンのえらびかたがわからない
こんなふうに悩んでいませんか?
ヘッドホンとひとくちにいってもさまざまな種類があるので、ギター初心者にとってはどれを選べばいいか迷ってしまいますよね。
だからといってテキトーに買うと、
- 音がよくない
- 着け心地がわるい
- ギターアンプにつなげない
と、ムダなお金をつかうハメになってしまいます。
そこで今回は、ギター歴5年の筆者がつぎの内容をお伝えします。
この記事の内容
- ヘッドホンをギター練習につかう理由
- ギター練習用ヘッドホンの正しい選び方
- おすすめのギター練習用ヘッドホン7選
結論からいうと、ギター練習におすすめのヘッドホンはつぎの7つです。
商品名 | 見た目 | 価格(最安値) | イヤーパッドの種類 | 接続方式 | 接続端子のサイズ | こんな人におすすめ |
オーディオテクニカ/ ATH-M20x | ![]() | ¥5,800 (Amazon/サウンドハウス) くわしく見る | 密閉型 | 有線 | 3.5mm (6.35mm変換プラグ付属) |
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アーカーゲー/ K240S | ![]() | ¥6,280(サウンドハウス) くわしく見る | 開放型 (オープンエアー) | 有線 | 3.5mm (6.35mm変換プラグ付属) |
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ワン・オーディオ/ Pro10 | ![]() | ¥3,999(楽天) くわしく見る | 密閉型 | 有線 | 3.5mm (6.35mm変換プラグ付属) |
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クラシック・プロ/ CPH7000 | ![]() | ¥4,980(サウンドハウス) くわしく見る | 密閉型 | 有線 | 3.5mm (6.35mm変換プラグ付属) |
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ソニー/ MDR-CD900ST | ![]() | ¥15,400(サウンドハウス) くわしく見る | 密閉型 | 有線 | 6.35mm |
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オーディオテクニカ/ ATH-M50x | ![]() | ¥19,000 (Amazon/サウンドハウス) くわしく見る | 密閉型 | 有線 | 3.5mm (6.35mm変換プラグ付属) |
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ヤマハ/ HPH-150 | ![]() | ¥5,800(Amazon/サウンドハウス) くわしく見る | 開放型 (オープンエアー) | 有線 | 3.5mm (6.35mm変換プラグ付属) |
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筆者個人の考えですが、ヘッドホンは騒音対策やギター上達のためにぜったい必要なアイテムです。
- 家族やご近所さんに迷惑をかけたくない
- どうせならもっとギターを上手くなりたい
- マンション・アパートでもギターを弾きたい
こう考えているなら、ぜひ本記事をさいごまで読んでみてくださいね。
ギター練習にヘッドホンをつかうべきたった1つの理由

ギター(エレキ、エレアコなど)はだれもが知ってるとおり、音がおおきな楽器です。
なので自宅でギター練習をするときの騒音対策としてヘッドホンが必要なのは、あなたもすでに知っていますよね。
もちろんそれも、ギター練習にヘッドホンをつかうべき理由のひとつ。
- 家族と同居している
- 集合住宅で暮らしている
- 夜間でもギター練習したい
という人なら、ヘッドホンをしないと100%トラブルになります。
ですが、ギター初心者が練習でヘッドホンをつかうべき理由は、それだけではありません。
ヘッドホンによるメリットは、
「ギターが上達しやすくなる」
という点にあります。
なぜなら、
- ノイズを聴きとれる
- ミスった部分に気づける
- 音の強弱が表現できるようになる
といった理由から。
アンプからそれなりに音を出せる環境の人でも、ギターを上手くなるためにはヘッドホンをつかったほうがいいですよ。
ギター練習用ヘッドホンの選び方

結論からいうと、ギター練習用には原音をそのまま聴ける「モニターヘッドホン」というものをつかいましょう。
というのも、じつは「ヘッドホン」とひとくちに言ってもさまざまな種類があるからですね。
たとえば、
- ゲーム用
- 音楽鑑賞用
など。
これらは、ゲームや音楽をより迫力のあるサウンドでたのしめるように、音域が調整されています。
つまりギター練習用としてつかうと、やけに高音がキンキンしたり低音がズンズンしたりするということ。
そこで必要なものが「モニターヘッドホン」です。
モニターヘッドホンとは、楽器ほんらいの「原音」が聴けるアイテム。
ライブのミキシングや音源のレコーディングなど、プロが活躍する現場でもつかわれています。
ギターをより楽しむ・上達するためには、かならずモニターヘッドホンをつかいましょう。
ここでは、ギター練習用にぴったりなモニターヘッドホンの選び方を紹介していきますね。
イヤーパッドの種類でえらぶ


モニターヘッドホンには、
- 開放型(オープンエアー)
- 密閉型
という、イヤーパッド(耳あて部分)の構造がことなる2つの種類があります。
それぞれメリット・デメリットがあるので、つぎの表を参考にしてあなたにぴったりなタイプをえらびましょう。
イヤーパッドの種類 | メリット | デメリット | こんな人におすすめ |
開放型 (オープンエアー) |
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密閉型 |
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「有線接続タイプ」をえらぶ

モニターヘッドホンには、
- 有線
- 無線(ワイヤレス)
といった、2タイプの接続方式があります。
これはあくまで筆者のかんがえですが、ギター練習用として買うなら「有線接続」のモニターヘッドホンをえらびましょう。
なぜなら、無線タイプはギターの弦を「ベーン」とはじいてから、ヘッドホン側に音がきこえるまでに「時間差が生じる」から。
タイムラグがあると、
- 弦を押さえるタイミング
- ピックで弦をはじくタイミング
が感覚的にズレます。
そうするとギターの上達は遅れるし、なにより練習がたのしくなくなります。
最新のワイヤレスヘッドホンなら遅延が少ないモデルもありますが、それでもぜったいに時間差がないわけではありません。
だいじなことなので繰り返しますが、ギター練習用のヘッドホンは「有線接続」タイプを買いましょう。
ヘッドホン端子(プラグ)のサイズでえらぶ


アンプにつなげるためのヘッドホン端子には、
- 3.5mm ミニステレオプラグ
- 6.3mm 標準ステレオプラグ
という、サイズがことなる2つの種類があります。
あなたがいま持っている、またはほしいと思っているギターアンプの接続端子のサイズと同じものをえらびましょう。
アンプ側・ヘッドホン側のサイズがそれぞれちがっていると、接続ができません。
もしも、接続端子のサイズが合わないヘッドホンを買ってしまった場合は、こちらの「変換プラグ」をつかいましょう。
ギター練習用ヘッドホンのおすすめ7選
ここからは、筆者が厳選した「ギター練習用にピッタリなモニターヘッドホン」を7つ紹介します。
ギター練習におすすめのヘッドホン7選
商品名 | 見た目 | 価格(最安値) | イヤーパッドの種類 | 接続方式 | 接続端子のサイズ | こんな人におすすめ |
オーディオテクニカ/ ATH-M20x | ![]() | ¥5,800 (Amazon/サウンドハウス) くわしく見る | 密閉型 | 有線 | 3.5mm (6.35mm変換プラグ付属) |
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アーカーゲー/ K240S | ![]() | ¥6,280(サウンドハウス) くわしく見る | 開放型 (オープンエアー) | 有線 | 3.5mm (6.35mm変換プラグ付属) |
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ワン・オーディオ/ Pro10 | ![]() | ¥3,999(楽天) くわしく見る | 密閉型 | 有線 | 3.5mm (6.35mm変換プラグ付属) |
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クラシック・プロ/ CPH7000 | ![]() | ¥4,980(サウンドハウス) くわしく見る | 密閉型 | 有線 | 3.5mm (6.35mm変換プラグ付属) |
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ソニー/ MDR-CD900ST | ![]() | ¥15,400(サウンドハウス) くわしく見る | 密閉型 | 有線 | 6.35mm |
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オーディオテクニカ/ ATH-M50x | ![]() | ¥19,000 (Amazon/サウンドハウス) くわしく見る | 密閉型 | 有線 | 3.5mm (6.35mm変換プラグ付属) |
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ヤマハ/ HPH-150 | ![]() | ¥5,800(Amazon/サウンドハウス) くわしく見る | 開放型 (オープンエアー) | 有線 | 3.5mm (6.35mm変換プラグ付属) |
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audio technica(オーディオ・テクニカ)/ATH-M20x

価格(最安値) | イヤーパッドの種類 | 接続方式 | 接続端子のサイズ | こんな人におすすめ |
¥5,800 (Amazon/サウンドハウス) | 密閉型 | 有線 | 3.5mm (6.35mm変換プラグ付属) |
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「オーディオテクニカ」は、イヤホンなど音響機器で有名な日本のメーカーです。
「ATH-M20x」は入門用のモニターヘッドホンとしてとても人気で、Amazonではなんとレビュー数が21,000件をこえるほど。
正直なところ、とりあえずギター練習用のヘッドホンがほしいなら「ATH-M20x」をえらべばぜったいに失敗しません。
それくらい自宅用としてはコスパが高く、筆者がもっともおすすめするモニターヘッドホンです。
オマケで変換プラグもついてくるので、ギターアンプ側の端子サイズに影響されないのもうれしいポイントですね。
AKG(アーカーゲー)/K240S

価格(最安値) | イヤーパッドの種類 | 接続方式 | 接続端子のサイズ | こんな人におすすめ |
¥6,280(サウンドハウス) | 開放型 (オープンエアー) | 有線 | 3.5mm (6.35mm変換プラグ付属) |
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アーカーゲーは、1947年に設立されたオーストラリアの老舗音響機器メーカー。
日本ではあまり有名じゃないものの、海外の音楽業界を中心にさまざまな人から愛されています。
この「K240S」はアーカーゲー製ヘッドホンの入門機で、価格も6,000円ほどとリーズナブル。
イヤーパッドは開放型なので、長いあいだギター練習に没頭してもつかれにくいのがうれしいポイントですね。
しかも外部の音を遮らないので、ヘッドホンをつけたまま家族に話しかけられても、しっかりと会話できます。
開放型のお手頃なモニターヘッドホンがほしいなら、これを買っておけばまちがいありません。
⇒ AKG/K240Sのレビュー記事はこちら
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【レビュー】AKG/K240Sはギター練習にぴったりのコスパ最強モニターヘッドホン
MEMO この記事ではギター歴5年現役バンドマンの筆者が、大人気のモニターヘッドホン「AKG/K240Studio」の実機レビューをしていきます。 筆者は今回、エレキギターの自宅練習用にあたらしいヘッ ...
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OneOdio(ワン・オーディオ)/Pro10

価格(最安値) | イヤーパッドの種類 | 接続方式 | 接続端子のサイズ | こんな人におすすめ |
¥3,999(楽天) | 密閉型 | 有線 | 3.5mm (6.35mm変換プラグ付属) |
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「OneOdio /Pro10」の魅力は、なんといってもリーズナブルな価格。
およそ4,000円ほどと、本記事で紹介するモニターヘッドホンのなかでは最安値です。
正直なところ、
- 音質
- 耐久性
- 見た目
など、ヘッドホンとしての品質はあまり期待しないほうがいいでしょう。
とはいえ、とにかく値段が安いので、すこしでも予算をおさえたい人にはおすすめですよ。
CLASSIC PRO(クラシック・プロ)/CPH7000

価格(最安値) | イヤーパッドの種類 | 接続方式 | 接続端子のサイズ | こんな人におすすめ |
¥4,980(サウンドハウス) | 密閉型 | 有線 | 3.5mm (6.35mm変換プラグ付属) |
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クラシックプロは「株式会社サウンドハウス」の自社ブランドで、いずれもコスパの高いラインナップが特徴です。
この「CPH7000」は5,000円ほどとリーズナブルながら、このあと紹介するソニー・オーディオテクニカのモニターヘッドホンに負けず劣らずと評判。
しかもイヤーパッドは密閉型で、音漏れしにくいうえに圧迫感がすくないため、耳が痛くなりにくいのもGOOD。
コスパ重視の密閉型モニターヘッドホンを探しているなら、この「CPH7000」一択というくらいおすすめですよ。
SONY(ソニー)/MDR-CD900ST

価格(最安値) | イヤーパッドの種類 | 接続方式 | 接続端子のサイズ | こんな人におすすめ |
¥15,400(サウンドハウス) | 密閉型 | 有線 | 6.35mm |
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「SONY/MDR-CD900ST」は1989年に発売して以来、日本の音楽業界でいまでも最前線で活躍している人気商品です。
その品質は数多くのプロがみとめるほどで、スマホでいえば「iPhone」くらいのド定番。
ちなみに、ユーチューブの「THE FIRST TAKE」でアーティストがつかっているのも、この「MDR-CD900ST」ですね。
プロの現場でもつかえるほど高品質なだけに、価格もはねあがります。
ですがそのクリアな音質をいちど体験したら、もう安物のモニターヘッドホンにはもどれないでしょう。
ちなみに「MDR-CD900ST」は、接続端子が6.35mmステレオプラグです。
いまもっている、またはほしいと思っているギターアンプが3.5mm端子装備のばあいは、こちらの変換プラグが必要です。
audio technica(オーディオテクニカ)/ATH-M50x

価格(最安値) | イヤーパッドの種類 | 接続方式 | 接続端子のサイズ | こんな人におすすめ |
¥19,000 (Amazon/サウンドハウス) | 密閉型 | 有線 | 3.5mm (6.35mm変換プラグ付属) |
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日本で評価されている「SONY/MDR-CD900ST」に対し、オーディオテクニカの「ATH-M50x」は、おもにアメリカを中心に定番となっているモニターヘッドホン。
さすがに10万円近くの超高級ヘッドホンには劣りますが、1万円以下のヘッドホンでは味わえないクリアな音質がたのしめます。
筆者としては、見た目のカッコよさもおすすめしたいポイントのひとつ。
メカニカルで重厚感あふれるルックスは、ワイヤレスイヤホンや安物のヘッドホンでは得られません。
ハイクオリティな音質と見た目をかねそなえた「ATH-M50x」をつかえば、ギター練習がたのしくなって仕方がありません。
YAMAHA(ヤマハ)/HPH-150

価格(最安値) | イヤーパッドの種類 | 接続方式 | 接続端子のサイズ | こんな人におすすめ |
¥5,800(Amazon/サウンドハウス) | 開放型 (オープンエアー) | 有線 | 3.5mm (6.35mm変換プラグ付属) |
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「YAMAHA/HPH-150」は、電子楽器で有名な「ヤマハ」の開放型モニターヘッドホン。
おなじヤマハの、
- エレアコ
- ギターアンプ
- サイレントギター
を持っている人におすすめです。
同じメーカーでそろえたほうが統一感もあるし、機材同士の相性もよくなります。
値段はリーズナブルですが大手メーカーのヘッドホンなので、とりあえずでえらんでも損はしませんよ。
まとめ:モニターヘッドホンでギター練習をたのしもう
今回は、ギター練習用におすすめのモニターヘッドホンを紹介しました。
モニターヘッドホンは騒音対策としてはもちろん、ギター練習のやる気をアップさせたり、じぶんの欠点に気づけたりする役割もあります。
ヘッドホンをうまく活用して、これからのギターライフをぜひ楽しんでみてくださいね。
また、ギターをはじめるためには、
など、ヘッドホンのほかにもなくてはならないものがあります。
つぎの記事で「エレキギターを始めるために必要なもの」を紹介しているので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
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