ギターノウハウ

【初心者必見】ギターチューニングのやり方は?【クリップチューナー】

2020年12月1日

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【初心者必見】ギターチューニングのやり方は?正しい方法や覚え方も
  • ギターチューニングってなに?
  • 正しいギターチューニングのやり方は?
  • どの弦をどの音にチューニングすればいいの?

本記事を読むことで、こんな悩みを解決できます。

筆者はかつて当てずっぽうにギターチューニングをして、買ったばかりの弦を切ってしまった経験があります。

まちがった手順でチューニングすると、ケガをしたりギターが破損したりするおそれも…。

そうなってしまっては、ギターを楽しむどころではありませんよね。

そこで今回は、ギター初心者さんに向けてつぎの内容をお伝えします。

この記事の内容

  • ギターチューニングの覚え方
  • 正しいギターチューニングのやり方
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ギターチューニングとは

ギターチューニングとは、6本の弦の張り具合を調整して、それぞれを決まった音階に合わせること。

チューニングは演奏を楽しむためだけでなく、正しい音を耳になじませることで音感を養い、ギターの上達にもつながります。

じつは「ギターチューニング」にはさまざまな種類があり、

  • ドロップチューニング
  • 半音下げチューニング
  • レギュラーチューニング

などがあります。

この記事では、ギター演奏においてもっとも使う機会が多い「レギュラーチューニングのやり方」について解説していきます。

ギターチューニング(音階)の覚え方

ギターチューニングの覚え方

いちばん太い弦が6弦、細い弦が1弦

まずレギュラーチューニングの場合は、6本のギター弦をそれぞれの音階に合わせます。

弦の場所音階(下に行くほど音が高くなる)
6弦E(ミ)
5弦A(ラ)
4弦D(レ)
3弦G(ソ)
2弦B(シ)
1弦E(ミ)

でもギター初心者さんにとって、アルファベットの音階を覚えるのって大変ですよね。

おそらくほとんどの人は、チューニングのときに「どの弦がどの音階だっけ…?」となります。

そんなときは、アルファベットの音階をつぎのような「語呂合わせ」で覚えるのがおすすめ。

弦の場所音階覚え方
6弦E「い」
5弦A「え」
4弦D「で」
3弦G「ギターで」
2弦B「ビートルズを」
1弦E「演奏する」

⇒ いちばん太い6弦から順番に「家でギターでビートルズを演奏する」です。

筆者はこの語呂合わせのおかげで、ギターチューニングの音階を覚えることができました。

ちなみに各音階名は、あなたが覚えやすいワードに置き換えてもOKですし、このまま丸暗記でもだいじょうぶですよ。

ギターチューニングのやり方【クリップチューナー】

ここからは、ギターチューニングのやり方を解説していきます。

初心者さんでもわかりやすいように画像つきで説明していくので、本記事を見ながら実際にチューニングをしてみてください。

ココに注意

※ この記事ではクリップチューナーを使用したやり方を解説しています

手順①:まずはペグの回し方をおさらい

ギターチューニングをするためには、まずヘッドについている「ペグ」という部品を操作します。

これをネジのようにくるくると回転させることで、ギターの音階を上げたり下げたりできます。

ただしお手持ちのギターによって、ペグの操作方法がすこし異なる場合も。

なぜなら、ペグが付いているギターヘッドには大きく分けてつぎの2種類があるからです。

左←が「フェンダー系」で、右→が「ギブソン系」と呼ばれるギターヘッド

それぞれギターチューニング時のペグの回し方は、以下のとおりです。

手順②:クリップチューナーをギターヘッド先端に取りつける

クリップチューナーをギターヘッドに取りつける①

クリップチューナーをギターヘッドに取りつける②

ペグの回し方をおぼえたら、つぎはクリップチューナーをギターヘッド先端に取りつけます。

クリップ式チューナーは弦振動を感知することによって、音階を識別するしくみです。

ギターの音を聞かせてもチューニングはできないので、かならずヘッドに取りつけましょう。

ちなみに「ギブソン系ヘッド」の場合は、こんなかんじで取り付けてみてください。

手順③:チューナーの電源を入れる

電源を入れたクリップ式チューナー

ギターヘッドに取りつけたら、つぎはクリップチューナーの電源を入れましょう。

たいていのクリップチューナーは、液晶(ディスプレイ)の裏側あたりに電源スイッチがあるかと思います。

液晶やランプが光ったら、クリップチューナーの起動が完了です。

手順④:6弦を「E」に合わせる

チューナーの電源をオンにしたら、いちばん太い「6弦から順番」にチューニングしていきます。

6弦の音階は「E(低い音のミ)」です。

ペグを操作して、この音に合わせてみましょう。

音の合わせ方はつぎのとおりにやってみてください。

step
1
6弦をゆっくりとした間隔ではじく

チューニングのやり方①

チューニングのときは「長い間隔をあけて」弦を数回はじく

まずは6弦をこんな感じで「ベーンベーン」とはじきます。

高速でベンベンとはじくと、チューナーが正しい音階を検知することができません。

かならず、ゆったりとした間隔をあけて弦を振動させましょう。

step
2
6弦のペグをゆっくり回す

6弦のペグをゆっくりと操作して、音階を「E」に合わせていきます。

たとえば以下のように、6弦の音がEよりも低かった場合は…

チューニングのやり方②

6弦が「E」よりも低い「d#」になっている…

↓ ↓ ↓

チューニングのやり方③

6弦のペグをゆっくり回して…

↓ ↓ ↓

チューニングのやり方④

Eの真上のランプが点灯したらOK!

こんな感じでチューニングします。

ひとまずこれにて、6弦のチューニングが完了です。

手順⑤:5~1弦も同じやり方でチューニングする

ここまでの手順を、5~1弦でもおなじようにやっていきます。

そのまえに、それぞれの弦の音階をおさらいしておきましょう。

弦の場所音階(下に行くほど音が高くなる)
6弦E(ミ)
5弦A(ラ)
4弦D(レ)
3弦G(ソ)
2弦B(シ)
1弦E(ミ)

あと実際にチューニングを合わせたあとの「音」も載せておきます。

チューニングする音を間違えて弦を切らないように、ぜひ参考にしてみてくださいね。

5弦の「A」の音

4弦の「D」の音

3弦の「G」の音

2弦の「B」の音

1弦の「E」の音

音階をチェックしたら手順④のやり方を、それぞれの弦に置き換えてチューニングしてみてください。

手順⑥:同じやり方でもう1~2周チューニングする

6~1弦までのチューニングが終わったら、あとひと踏ん張りです。

あと1~2周分くらい、もういちど同じやり方でチューニングをしましょう。

なぜかというと、すべての弦をひと通りチューニングすると、はじめに音を合わせたはずの6~3弦あたりの音階がズレるからです。

なので少なくとも2周分くらいは、全体的にチューニングを合わせるようにしましょう。

まとめ:チューニングは正しく覚えてギターを楽しもう

今回は、ギターチューニングのやり方について解説しました。

これからもギターを楽しむために、本記事の内容をしっかりと覚えておいてくださいね。

また、やり方や音階がわからなくなったときのために、この記事をブックマークしておくのもおすすめです。

そうすることで、チューニングで失敗するまえに記事を見返すことができますよ。

それでは最後にもういちど、正しいチューニング方法と各弦の音階と覚え方をおさらいしておきましょう。

ギターチューニングのやり方

  • チューナーをセットする
  • 6弦から順に音階を合わせる
  • 5~1弦も同様にチューニングする
  • もう1~2周チューニングしなおす
弦の場所音階覚え方
6弦E「い」
5弦A「え」
4弦D「で」
3弦G「ギターで」
2弦B「ビートルズを」
1弦E「演奏する」

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レスポール愛好家

レスポールを愛する現役三十路バンドマン。 ブログでは今後、エレキギター初心者さんに向けてレスポールの魅力を発信したり、機材のレビューをしたりする予定です。 最近のお気に入りは、EpiphoneとPLAYTECHのレスポール。

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