「YAMAHA (ヤマハ) のアコギが欲しいけど、選び方がわからない……」
「初心者におすすめのヤマハのアコギは?」
この記事はそんな人に向けて書いています。
ヤマハのアコースティックギターは初心者を始め、中・上級者からプロのアーティストまで幅広く使われており、海外の有名メーカーやブランドのアコギと比べて低価格ながら非常に高品質だと評判です。
また、ヤマハのアコギはラインナップも豊富で、初心者におすすめのエントリーモデルからプロ仕様のハイスペックなモデルまで様々。
種類がたくさん有るだけに、どれを選んだらいいか迷ってしまいますよね。
そこで今回の記事では、
- ヤマハアコギの特徴
- ヤマハアコギの選び方
- おすすめのヤマハのアコギ
以上の内容について解説していきます。
もくじ
ヤマハのアコギの特徴は?

ヤマハのアコギの特徴を総評するとこんな感じです。
- 日本人の体型に合った作り
- ハズレ個体が少ない
- 初心者からプロまで使える品質の高さ
ヤマハのアコギは全体的に日本人の体型にフィットしやすい作りになっており、小柄な人や女性でも弾きやすいのが特徴。
どのモデルやシリーズを選んでも安定した品質で扱いやすくクセも少ないので、これからアコギを始める初心者で「長く使えて扱いやすいアコギが欲しい」という人におすすめのメーカーと言えます。
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ヤマハアコギの選び方
冒頭で触れたとおり、ヤマハのアコギはラインナップが豊富です。
その分、人それぞれのニーズに合ったモデルやシリーズが展開されているので、おすすめの選び方を解説していきます。
初心者は定番の「FG / FSシリーズ」がおすすめ

「安くて質がいいアコギが欲しい」
「初心者でも弾きやすいアコギが欲しい」
「FG/FSシリーズ」はそんな人におすすめ。
「FG/FSシリーズ」は、日本人に合ったボディサイズで扱いやすくて低価格、まとまったサウンドと申し分ないスペックで、初心者向けとして非常に人気のシリーズです。
半世紀ほどの長い歴史を持つヤマハアコギの原点であり、アコースティックギターの定番として不動の地位を築いています。
現在、新品で出回っている製品は「800番台」で、「FG830」「FS830」などがあります。
800番台以前の製品は生産完了品ですので、どうしても入手したい場合は中古で出回っているものを選びましょう。
ヤマハ「FG」と「FS」の違いは?


ヤマハ「FG」「FS」の大きな違いは「ボディの大きさと形」にあり、おおまかな特徴はこんな感じです。
- FGシリーズ ⇒ ボディが少し大きくてクビレが少ない
- FSシリーズ ⇒ ボディがやや小さめでクビレが大きい
もっとも、まだ自分のプレイスタイルや音楽ジャンルが決まっていない初心者にとっては、そこまで気にするほどの大きな違いではありません。
「FGシリーズ」はドレッドノートに近い、ボディが大きめでクビレが少ないタイプで、コードストロークでジャカジャカするプレイスタイルや弾き語りをしたい人におすすめです。
「FSシリーズ」は、フォークタイプと呼ばれる、ボディがやや小さめでクビレが大きめのタイプで、指弾きやソロギターなどのプレイスタイルにおすすめです。
なんとなく、ボディは小さめの方が弾きやすそうだからFSシリーズにしようかな? くらいの感覚で選んでも問題はありませんよ。
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ライブで使うなら「エレアコ」から選ぶ

路上やホールでのライブで使用する(予定) なら、エレアコから選びましょう。
エレアコはアンプを通して大音量を出したり、コーラスやディレイなどのエフェクトを掛けて音色を変化させたりと、通常のアコギでは出来ないプレイが可能です。
ヤマハのラインナップでは、
- APXシリーズ
- CPXシリーズ
- Aシリーズ
- (STORIAシリーズ)
これらが該当します。
この後解説する「STORIAシリーズ」は一応エレアコではあるものの、ライブでの使用を想定したコンセプトではありません。
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ヤマハ「APX」「CPX」の違いは?


ヤマハのエレアコシリーズである「APXシリーズ」「CPXシリーズ」はどちらも似たような見た目と名前ですが、大きな違いは以下の通り。
- APXシリーズ …… エレアコに特化したシリーズ
- CPXシリーズ …… アコギ本来の生音を兼ね備えたシリーズ
以下で、「APXシリーズ」「CPXシリーズ」について詳しく解説します。
APXシリーズは「よりエレアコのサウンドを追求したシリーズ」

「APXシリーズ」は、バンドでアコースティックサウンドを使いたい人やライブでの演奏に特化したい人におすすめです。
APXシリーズはエレアコらしい薄いボディに楕円形のサウンドホールが特徴です。
よりエレアコのサウンドを追求したボディ設計で、バンドで埋もれない中高域が強調された音が得られます。
CPXシリーズは「アコギ本来の音を持ち合わせたシリーズ」

「ライブ用にエレアコが欲しいけど、生音でも弾きたい」
「CPXシリーズ」は生音も大事にしたいという人におすすめ。
エレアコとしてのサウンドに特化した「APXシリーズ」に対して、CPXシリーズはアコギ本来の生音を持ち合わせたエレアコです。
やや厚めのボディと大きなクビレでアコギ本来の生音を持ちながらエレアコ最大の敵であるハウリング対策をとった構造で、「エレアコとアコギのハイブリッド」のようなエレアコです。
また、ボディのクビレが大きいため座った姿勢で弾きやすいのも特徴で、座って弾く機会が多い人にもおすすめです。
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「Aシリーズ」は全てがワンランク上

長く使える一生モノの高品質なエレアコが欲しい人は、「Aシリーズ」がおすすめ。
「Aシリーズ」はエレアコとしてのサウンド、アコギ本来の生音など全てが「APXシリーズ」「CPXシリーズ」よりワンランク上の性能を誇ります。
ボディの設計は定番の「FG / FSシリーズ」がベースで、扱いやすくクセが少ない仕様です。
また、マーチンのアコギでお馴染みの「シトカスプルース単板」をボディトップ材として使用、サイド/バック材は「マホガニー」「ローズウッド」の2種類から選べます。
おしゃれ、かわいいデザインなら「STORIAシリーズ」から選ぶ



上から順に「STORIA I」「STORIA II」「STORIA III」
「小ぶりでかわいいアコギが欲しい」
「インテリアとしてもおしゃれなデザインのアコギが欲しい」
ひときわ目をひくオシャレなデザインの「STORIA (ストーリア) シリーズ」は、「ギターも見た目にこだわりたい」という人におすすめ。
STORIA(ストーリア)シリーズは「I~III」まで3種類のモデルがあります。それぞれの特徴は以下の通りです。
STORIA I | トップ材はスプルースで オフホワイトのカラーがおしゃれで、 洋風な部屋の内装に合う。 |
STORIA II | トップ/バックはマホガニーで、 木目を全面に出した風合いが魅力。 和風、西欧風の内装などなんでも合う。 |
STORIA III | STORIA II 同様にトップ/バックは マホガニーだが、濃いめのブラウンカラーで 落ち着いた雰囲気。 |
音色のキャラクターや使用している木材など細かい違いはありますが、大きな違いは見た目だけですので、思い切って自分の好みやお部屋に合うものを選びましょう。
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新しい可能性を見出すならトランスアコースティックギターから選ぶ

「トランスアコースティックギター」はアンプやエフェクターなどの機材を一切使用せず、ギターの生音にコーラスやリバーブなどのエフェクトをかけられる革新的なギターです。
ギター1本のみにも関わらず、まるでライブハウスで演奏しているかのような豊かな響きが得られます。
ラインナップも充実しています。詳細は以下の通りです。
FG/FS-TA | 定番のFG/FSシリーズをベースにした トランスアコースティックギター |
FGC/FSC-TA | 定番のFG/FSシリーズにカッタウェイを付けた トランスアコースティックギター |
LL/LS-TA | 上位シリーズのLL/LSシリーズをベースにした トランスアコースティックギター |
CSF-TA | ミニギターサイズの トランスアコースティックギター |
CG-TA | ナイロン弦を張ったクラシックギターの トランスアコースティックギター |
エフェクトを使ってひと味違うプレイをしたい、曲によって音に変化をつけたいけど、アンプやシールドを使いたくない、持ち運びたくない人におすすめです。
高い品質を求めるなら高級な「Lシリーズ」から選ぶ

「高品質なヤマハのアコギが欲しい」
「高級感あふれるデザインのアコギが欲しい」
ヤマハが長年培った伝統の技術を基に開発した「Lシリーズ」はそんな人におすすめ。
「Luxury(ラグジュアリー)」、“高級感”がコンセプトの「Lシリーズ」は初心者でも手が出しやすい入門モデルから完全受注生産の最高級モデルまで幅広く展開。
「L (ラグジュアリー) シリーズ」に名前負けしない高級感溢れる見た目の美しさ、音の良さから、一流プロアーティストにも支持されています。
音や演奏性が変わる3種類のボディシェイプが展開されており、それぞれの特徴は以下の通りです。
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気軽に本格的な演奏を楽しみたいならCSFシリーズ

「小さい子どもにアコギをプレゼントしたい」
「公園や旅行先など気軽に持ち出して弾けるアコギが欲しい」
「CSFシリーズ」はそんな人におすすめ。
「CSFシリーズ」は抱えやすい小ぶりなボディに短めのネック (ショートスケール) で、家や公園など場所を選ばず、リラックスして弾けるのが特徴。
コンパクトサイズながら、ヤマハ独自の構造を持ったボディによってまるでフルサイズのアコギかのような豊かな音の響きが特徴。
お子様や女性はもちろん、指弾きやソロギターメインの人、小さめのアコギが好きな人にもおすすめです。
騒音に配慮するならサイレントギターから選ぶ

「アパートやマンションだと騒音にならないか心配で、アコギが弾けない」
「仕事や部活、塾などで帰りが遅いから、夜しかアコギが弾けない」
「サイレントギター」はそんな人におすすめ。
建物がひしめく都会や住宅街、アパートやマンションなどの集合住宅に住んでいる人であれば、騒音問題が気になるところ。
ヤマハのサイレントギターはボディ部分が枠組みのみで、生音を最小限に抑えた構造を持っており、基本的にはヘッドホンを接続して音を出します。
ヘッドホンに出力することで夜間でも静かに演奏を楽しむことが出来るので、仕事や部活動で帰りが遅く、夜しかアコギの演奏が出来ない人の騒音対策としておすすめです。
ヤマハアコギ (エレアコ) のおすすめ
YAMAHA (ヤマハ) / FG830

「初心者でも弾きやすい、ヤマハの安いアコギがほしい」
「YAMAHA (ヤマハ) / FG830」はそんな人におすすめです。
老若男女問わず誰でも扱いやすく、初心者におすすめのスタンダードなアコギ。
実売価格は3万円程度で、同価格帯のギターに比べると音の鳴りや弾きやすさはワンランク上。
初心者~中級者くらいまで長く使用出来るので、アコギ選びで迷ったら、とりあえず「YAMAHA (ヤマハ) / FG830」を買っておけば間違いありません。
YAMAHA (ヤマハ) / APX600

「ライブをやる予定だから、初心者におすすめのエレアコが欲しい」
「アコギは持ってるけど、ライブ用にお手頃なエレアコが欲しい」
「YAMAHA (ヤマハ) / APX600」はこんな人におすすめの1本です。
高い演奏性を追求したシングルカッタウェイとやや薄めのボディ形状が特徴のAPXシリーズエントリーモデル。
サウンドはハリのある中低音と明るい高音でバックサウンドに埋もれないキャラクターを持っており、バンドのギターボーカルとしても活躍します。
自宅練習やライブでも幅広く使用でき、5万円台で入手できるエレアコとしては随一のクオリティ。
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YAMAHA / CPX1000

CPXシリーズの中間辺りに位置するモデルで、羅針盤の針をモチーフにしたポジションマークが特徴的。
ヤマハ新開発「SRTシステム」のピックアップ搭載で、さながらスタジオでレコーディングしているかのようなプロ仕様の音作りが可能です。
美しいデザインと高品質な生音、エレアコサウンドどちらも欲しい人におすすめです。
YAMAHA / A3R ARE

伝統的なウェスタンカッタウェイボディシェイプのシンプルなデザインが特徴。
トップ材のシトカスプルースはヤマハ独自開発の技術(A.R.E処理)によって、新品ながら長年弾き込まれたかのような熟成された温かい響きが得られます。
加えてSRT2ピックアップシステム搭載で、生音でもアンプサウンドでもスタジオのレコーディングさながらの音質を体感できます。
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YAMAHA / LL-TA

ヤマハ独自のジャンボボディを持つトランスアコースティックギター。
アンプやエフェクターを使わず、ギターの生音にリバーブやコーラスなどエフェクトをかけられる全く新しいギターで、「LLタイプ」の大きめなボディが全く新しいサウンドを奏でます。
「Made in Yamaha」を掲げる全てが最高品質ギターが欲しい人におすすめです。
YAMAHA / LL36 ARE

「LL36」はハンドメイド受注生産品の「LL56」「LL86」を除いた最も上位モデルで、見た目の華やかさが特徴です。
特に指板とボディに縁取り加工(バインディング)されているアバロンインレイと、熟練の職人によって丁寧に仕上げられたラッカー塗装が美しく、Lシリーズのコンセプトである「ラグジュアリー(豪華)」を体現した1本です。
大きめのボディを活かしたダイナミックなサウンドと絶妙な音量バランスで、見た目・サウンド共に最高品質の国産アコギ。
一生もののアコギが欲しいなら間違いない1本です。
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ヤマハのアコギにおすすめの弦
ヤマハのアコースティックギターに合う弦は、以下の記事で解説しています。
ぜひ、参考にしてみてください。
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