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【レビュー・評価】XVIVE XV-U2をシールド派の筆者が一年使ってみた結果…

2023年5月15日

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【レビュー・評価】XVIVE/XV-U2をシールド派の筆者が一年使ってみた結果…

もともとギターの練習やライブもシールドケーブル派だった筆者が、ついに買ってしまいました。

定番のギターワイヤレスシステム、XVIVE XV-U2


なんでも「シールドのストレスがなくなる」という画期的なアイテムらしいのですが、ウワサは本当なのでしょうか。

半信半疑ながらも一年以上使ってみて、その結論が出ました。

もうシールドはいらない…!!!

なぜなら、

  • 準備・片付けがラク
  • 遅延を1ミリも感じない
  • 音質が高級シールドなみ

だからです。

ひかえめにいって、神アイテムですね。

筆者はここ最近、XVIVE/XV-U2がストレスフリーすぎて、

  • ライブ演奏
  • 自宅での練習

シールドをつかった覚えがありません

いまあなたが、

  • シールドがごちゃごちゃして邪魔
  • 練習するたびに準備と片付けがメンドクサイ
  • でもワイヤレスシステムって音質や遅延が心配で…

と悩んでいるなら、一度だまされたと思ってXVIVE/XV-U2を使ってみてください。

持っているシールドをすべて捨てたくなるほど、おどろきの快適さが手に入りますよ。

今回の記事では、断固シールドケーブル派だった筆者が、XVIVE/XV-U2とりこになってしまった3つの理由を紹介します。

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XVIVE/XV-U2の基本スペック

まだくわしく知らない人のために、XVIVE/XV-U2スペック(メーカー公表)についてカンタンに解説していきます。

XVIVE/XV-U2

筆者愛用の「XVIVE/XV-U2 BK

価格(最安値)レイテンシー
(遅延)
駆動時間充電時間チャンネル数最大伝送距離周波数帯
¥16,940
(Amazon、サウンドハウスほか)
6ms約5時間約2時間半最大4チャンネル30m2.4GHz帯

購入したときの状態

XVIVE/XV-U2を購入したときの箱の見た目はこんなカンジ。

xvive-xv-u2の箱

その箱のなかには、

  • 送受信機(本体)
  • メーカー保証書(一年)
  • 取扱説明書(日本語表記)
  • 充電用ケーブル(二又タイプ)

が入っています。

箱は送受信機の

  • 保管用
  • 持ち運び用

ケースとしてもつかえるので、捨てずにとっておいたほうがいいでしょう。

バッテリーは約5時間連続でつかえる

バッテリーの駆動時間は、およそ5時間ほど(フル充電:約2時間)

筆者はXVIVE/XV-U2を一年以上使っていますが、バッテリーの消耗は感じません

  • 路上ライブ
  • 結婚式の余興
  • ライブハウスでの演奏

くらいなら、フル充電しておけば軽々と乗り越えられます。

ただ説明書にも書いてありますが、送受信機を充電しながら演奏につかうと、バッテリーが劣化しやすくなる点には注意しましょう。

もっとも、充電ケーブルにつなげながらだとワイヤレスの快適さがなくなるので、やる人いないと思いますが(笑)

チャンネル数は最大4つまで

XVIVE/XV-U2は、最大で4チャンネルまで接続できます。

チャンネルとは、送受信機の接続につかう電波(周波数)の種類のようなもの。

ひとつの機器に複数のチャンネルがあることによって、せまい範囲でおなじワイヤレスシステムをつかうことができます

たとえば、バンドでの演奏にXV-U2をつかっているメンバーが3人いるとしましょう。

その3人全員が「チャンネル①」をつかうと、通信がごちゃごちゃになって、それぞれのアンプに音を伝送できなくなります

しかしそれぞれのメンバーが、

  • チャンネル①
  • チャンネル②
  • チャンネル③

をつかうことで、いわゆる「混線」をさけることができるのです。

じっさいに筆者もバンド内でおなじXV-U2をふたつ使用していますが、通信トラブルはまったくありません

  • すでにバンドを組んでいる
  • メンバーがXV-U2を使っている
  • いずれバンドを組みたいと思っている

という人は、最大チャンネル数が多いXV-U2が安心ですね。

最大伝送距離はおよそ30m

XVIVE/XV-U2の送信機~受信機まで電波がとどく限界の距離は、およそ30mほど。

ただし、この数値は電波のあいだになにも遮るものがない状態なので、じっさいはこれよりも短いでしょう。

とはいえ、

  • 自宅でのギター練習
  • ライブハウスでの演奏

などであれば、電波が伝送できなくなることはありません。

大規模なホールで会場中を歩きまわるようなパフォーマンスをする人は、不安であればもっと伝送距離が長いものを買いましょう。

XVIVE/XV-U2をつかってみて良かった点

XVIVE/XV-U2をつかってみて良かった点

ここからは、じっさいにXVIVE/XV-U2をつかってみて「これがイイ!」と感じた以下の3点を紹介します。

XV-U2の3つのイイところ

  • 「遅延」を1ミリも感じない
  • 「セッティング」が超カンタン
  • 「音質」が高級シールドなみに良い

「遅延(レイテンシー)」を1ミリも感じない

ワイヤレスシステムといえば、もっとも気になるポイントは「音が遅延しないか(レイテンシー)」ではないでしょうか。

たしかに安物だと、ピッキングしたタイミングよりも音が遅れて聞こえてくる…なんてことはザラにあります。

そんな不良品ではギター(ベース)の演奏が快適になるどころか、ストレスフルになってしまうでしょう。

ですが、XVIVE/XV-U2であれば、まったく音の遅れを感じることなく演奏を楽しむことができます。

というのも筆者はそれまで、M ROCK2-12A(モンスターケーブル)というシールドをメインでつかっていました。

これが7,000円(3m)くらいする高級シールドなのですが、そのM ROCK2-12Aとくらべてもまったく遅延など感じません。

まあメーカー公表のレイテンシーは6ms(0.006秒)なので、当然といえば当然ですね…。

ともあれ、もしもあなたが

  • ワイヤレスシステムがほしい
  • でも音が遅延しないか心配で手が出せない

と考えているのであれば、まちがいなくXVIVE/XV-U2を買うべきですよ。

「セッティング」が超カンタン

XVIVE/XV-U2は、シールドとくらべてセッティングがおどろくほどカンタン

なぜなら、XV-U2は本体が小さくてジャマにならないので、

  • アンプ
  • ギター(ベース)

つないだままでOKだからです。

というのも、シールドって自宅でつなぎっぱなしにしているとジャマなので、たいていの人は片づけますよね

そうすると、自宅でギター(ベース)を弾くときは、たいていこんな流れになります。

シールドセッティングの流れ

  • 保管してあるシールドを取り出す
  • シールドをほどいてアンプに接続する
  • 弾き終わったらシールドをくるくる巻いて片付ける

ライブのときは仕方ありませんが、じぶんの家でこれらの作業をするのって、正直めんどくさいですよね。

しかし、いざXV-U2をつかってみると、いままでせっせと準備していたのがアホらしくなるほどセッティングが超ラクに。

実際、ギター(ベース)を弾くときのセッティングは、

  1. 送受信機の電源を「オン」にする
  2. 弾き終わったら送受信機を「オフ」にする

たったこれだけで完了です。

送受信機を取り外すのは、充電するときのみでOK。

あのシールドをくるくる巻いたりほどいたりする作業がなくなっただけで、毎日ギターを弾くのが楽しみになりました。

毎回ギター(ベース)のセッティングがめんどくさい…」と思っている人は、XVIVE/XV-U2をつかえばいますぐに解決しますよ。

「音質」が高級シールドなみに良い

ワイヤレスシステムの気になるもうひとつの点といえば、「音質」ではないでしょうか。

いくらワイヤレスで快適だからといって、ギター(ベース)が音痩せするのはイヤですよね。

でも安心してください。

じつはXVIVE/XV-U2は、高級シールドと変わらないほど高音質なんです。

かつて使っていたモンスターケーブル(7,000円/3m)という高級シールドとくらべても、素人の筆者にはまったく音質の違いが分からないほど。

これには筆者も、さすがにおどろきました。

正直なところ、筆者は「ワイヤレスの手軽さがゲットできれば、多少音はスカスカでもいいや」くらいのノリでXV-U2を買ったんですよね。

でもまさか、イイ意味で期待を裏切られるとは思いもしませんでした。

さらにXV-U2は、シールドのように物理的に断線したり、経年で音が劣化したりすることもありません

音質や耐久性が不安でワイヤレスシステムに手が出せない人は、XV-U2ならまったく心配ありませんよ。

XVIVE/XV-U2のイマイチな点

XVIVE/XV-U2のイマイチな点

ここまで、大谷翔平のようにもてはやされてきたXVIVE/XV-U2ですが、どんなに優れていたとしてもデメリットはつきもの

ここからは筆者がXV-U2をつかってみて「これはイマイチだな…」と感じた、つぎの3つの点を紹介します。

XV-U2の3つのイマイチなところ

  • ノイズがたまに発生する
  • 価格(値段)がやや高め
  • 送受信機の見た目がおなじ

ノイズがたまに発生する

XVIVE/XV-U2は、ごくまれに「ザザッ」といったノイズが発生するのがデメリット。

ただし、この現象は製品そのものの不具合ではありません

その原因として考えられるのは、XV-U2

  • スマホ
  • ゲーム機
  • パソコン

などとおなじ「2.4GHz帯」という電波をつかっていること。

こういった機器があつまっている場所でXV-U2をつかうと、電波どうしが干渉してノイズが発生しやすくなります。

試したことはありませんが、スマホをもった人がたくさん集う大規模なライブでは、通信が不安定になるかもしれませんね。

ともあれ、肝心なのは自宅練習でちゃんと使いものになるかどうかでしょう。

筆者が自宅のさまざまな場所で検証してみた結果、

  • IHコンロの近く
  • 電子レンジの近く
  • Wi-Fiルーターの近く

はノイズが出やすいということが分かりました。

いずれも強力な電波を発している機器ですね。

さすがにコンロや電子レンジの周辺でギター(ベース)を弾く人はいないと思いますが、Wi-Fiルーターは要注意

ですが、それさえ避けてしまえば、XV-U2からノイズが発生することはないので安心してください。

価格(値段)がやや高め

XVIVE/XV-U2は、

  • Amaz〇n
  • 楽〇市場

などで売っている中華ブランドの製品にくらべると、価格はやや高めです。

ですが、それだけXV-U2高品質だということの証明でもあります。

というのも安物のワイヤレスシステムは、

  • 通信が不安定
  • 充電ができなくなる
  • 駆動時間がすぐ短くなる

など、不具合が起こりやすいんですよね。

実際に筆者の知り合いがつかっていた中華製のワイヤレスシステム(4,000円くらい)は、たった3ケ月でバッテリーが充電不可になったそうです。

一方、筆者がつかっているXV-U2は1年以上経過したいまでも、まったく消耗することなくバリバリ活躍しています。

どんなものでも低価格かつ高品質で長くつかえるのが理想ですが、なかなかそうはいきません。

安物買いの銭失いにならないよう、中華ブランド品よりも良質なXVIVE/XV-U2を買うべきですよ。

送受信機の見た目がおなじ

 見た目がほとんど一緒で見分けがつかない…

XVIVE/XV-U2のもうひとつのデメリットは、

  • 送信機
  • 受信機

見た目がほとんど一緒という点。

これがなぜデメリットなのかというと、それぞれの差す場所を間違えてしまうからです。

本来は、

  • アンプ ⇒ 受信機
  • ギター(ベース)⇒ 送信機

に接続しなければ音は鳴りません。

ですが、送受信機がまったく同じ姿かたちをしているので、意識していないと真逆に差し込んでしまうこともしばしば。

いちおう本体に、

  • RECEIVER(受信機)
  • TRANSMITTER(送信機)

と表記されていますが、文字が小さくて読みにくい…!!!

できることなら、

  • BOSS
  • Line 6

のワイヤレスシステムのように、送受信機の見た目を変えてほしかったですね。

もっとも差し間違えに関しては、

  • テープ
  • シール
  • ステッカー

などを貼って、目印にすると防ぎやすくなります。

そうすればXV-U2の送受信機を差し間違えやすいデメリットは、なくなったも同然でしょう。

まとめ:XVIVE/XV-U2はギター(ベース)演奏が3倍快適になるコスパ最強アイテム!

今回は、XVIVE/XV-U2についてくわしくレビューしました。

筆者はXV-U2をつかったことで、

  • シールドのストレスがなくなった
  • 練習するまでのハードルが下がった
  • 結果的にギターのうでまえが上達した

など、いいことずくめです。

もしあなたが、

  • 最近ギター(ベース)を弾くのがめんどくさい
  • 練習するときのセッティングや片付けがダルイ
  • シールドが足もとでごちゃごちゃするのがイヤだ

と悩んでいるなら、いますぐにXVIVE/XV-U2を買えばぜったいに解決しますよ。


⇒ そのほかのおすすめギター(ベース)ワイヤレスシステムはこちら

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レスポールを愛する現役三十路バンドマン。 ブログでは今後、エレキギター初心者さんに向けてレスポールの魅力を発信したり、機材のレビューをしたりする予定です。 最近のお気に入りは、EpiphoneとPLAYTECHのレスポール。

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